中年HSP記
エンパス型HSP(Highly Sensitive Person)でHSS(High Sensation Seeking)な中年男の自省録。※自虐ネタなのでHSPやエンパスに否定的な表現もありますが、HSP全体のことではなく、私個人の事ですのでご容赦ください。
昔からいたHSP1

昨年、2ヶ月以上何にもマンガが描けない…描く気も全く起きない時期がありました。

その間、カルロス・カスタネダのドン・ファンシリーズを読みふけっていました。12冊ぐらいのシリーズを読破しました。

このマンガはどうにかまた描き始めるようになった第一作目で、ちょっとカスタネダへのオマージュがこもっています。

ドン・ファンシリーズは10年前、一度1巻の『呪術師と私 - ドン・ファンの教え』 を読んだのですが、話について行けず、その一冊でやめてしまいました。メキシコのシャーマンの話ですが、幻覚性の植物を摂取して空を飛んだりカラスに変身したり、かなりサイケデリックな内容でした。シャーマンのドン・ファンも理屈の通じないちょっとイカれた人でした。なのでその後もドン・ファンシリーズは敬遠していました。

それが昨年の今頃、途中を飛ばして7巻目くらいの『意識への回帰 - 内からの炎』を読んだらすっかりハマってしまいました。実はドン・ファンはとても理性的なシャーマンで、イカれたふりをしていたのは弟子カスタネダのガチガチに固まった合理性を弱体化し、変性意識に入りやすくするためだったようです。それが分かってから改めて一巻目から読むと、とても面白くてやめられなくなりました。

何より心打たれたのはシャーマンの修行のひとつ『小暴君を相手にする』…ということです。わがままで残忍な人間を相手にすることが精神を鍛える修行になるという話です。それも観念的な話ではなくドン・ファン自身、人買いのような悪党のもとへ師匠のナワール・フリアンによって送り込まれます。

エナジー・ヴァンパイアはエンパスの天敵ですが、小暴君も同じタイプの人たちです。私は何とかそういう人たちから逃れようといつもしていました。しかしドン・ファンの所属するシャーマンは、そういう人に出会えるのは幸運だと(本気で)考えています。そういう横暴な人たちをわざわざ探しに行ったり、探しても見つからない時は自分で育てたりするようです。

…スゴイ…カッコイイ…と思いました。

これもドン・ファンの属するシャーマンが昔、侵略され奴隷の立場でシャーマニズムを探求したという経緯があるからかもしれません。

私はスピリチュアルな話が好きなのですが、魔術やシャーマニズムは苦手でした。でもドン・ファンのシリーズを読んで久々にのめり込んでしまいました。

昔からいたHSP2

ブログにも以前書いたのですが、昔の巫女や魔女はHSPだったのではないでしょうか? そして日本の巫女さんの生活を読むと、地域社会にとけこめず放浪したりして…身につまされる思いがします。HSPの問題は今に始まったことではなく、ずっとずっと昔から連綿と続いていて未だに解決していないことなんじゃないでしょうか? こんなに長い間、解決できずにいるのはなぜでしょう? 

問題には解決できる問題と、決定的な解決策はなく適応するしかない問題があります。解決できないまでも少しでも生きやすい社会適応の方法があるんじゃないかと思います。
[2015/03/13 20:18] | 4コマ漫画 | トラックバック(0) | コメント(8) |
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コメント
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[2015/03/14 20:41] | # [ 編集 ]
未公開コメントありがとうございます。

『小暴君を相手にする』話は『意識への回帰 - 内からの炎』にあります。トルテックの技法は私が読んだところ『忍び寄り』という自己覚知的な訓練と、『夢見』という明晰夢や睡眠時の幽体離脱する訓練が主なものなのですが、『小暴君…』は『忍び寄り』のひとつです。大切なことは自尊心を捨てることと書かれています。トルテックのシャーマンはとても自己本位なのですが、社会的な自尊心は放棄しているようです。…すみません、熱く語ってしまいました(_ _|||)

多分、(著者名)カスタネダで図書館検索したらあると思います。…ただ、読みづらかったり、受け容れがたかったりする内容もあるかもしれません。時系列に書かれた続き物ではないので、途中の巻から読んでも多分大丈夫だと思います。

渾敦
[2015/03/14 22:36] URL | #- [ 編集 ]
渾敦さん、こんにちは。
昔のHSPは、HSP向きの仕事(魔法使いや巫女)に自然と導かれてたのかなと思いました。
世の中には、HSPに向いた仕事と、向かない仕事がありますよね。
私自身まったく合わない仕事や、私のようなタイプが歓迎されない?職場を転々としてしまいました。今はようやく自分に合う仕事を見つけた気がしていますが。
そこへたどり着くまでが長くて辛かったのですが、、今は最初から?この仕事(役割)に導かれてたのかもしれないと感じてます。
[2015/03/15 14:52] URL | あずみ #HlYXEWHA [ 編集 ]
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[2015/03/15 17:27] | # [ 編集 ]
あずみさんコメントありがとうございます。

私も場違いと感じる職場やバイト先を経験しました。自分が合わないだけでなく、周囲からも歓迎されない場所というのもとても良く分かります。場になじめない、ういているというだけでもうその場から逃げずにいるのが精一杯になってしまいます。

今でもこれが適職と言えるものにたどり着けていません(_ _|||)  私は自分でグイグイ仕事を開拓するタイプではないので、結局いい出会いがあるかどうかで仕事もよしあしも決まってしまいます。

HSPにとって、いい仕事を得るのは非情に得がたいことだと思います。
[2015/03/16 18:54] URL | #- [ 編集 ]
非公開コメントありがとうございますl。

私もがんばってHSPゆえの不利益を変えていければと思います。現代のHSPは孤立している感があるので、そのあたりも何とかなればいいですね。

渾敦
[2015/03/16 20:26] URL | #- [ 編集 ]
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[2015/03/19 09:32] | # [ 編集 ]
非公開コメントありがとうございます。

私はチェック表の点数は高かったのですが、それよりも感覚的にHSPを自覚しました。多くのHSPにとって、HSPであることは自覚しやすいのではないかと思います。

非HSPの家内は妊娠中つわりでささいな臭いにも敏感でした。なので体調によってHSP的な感受性を持つことはあると思います。うつや病気でHSPの性質を持ったのなら治療によって快復できるはずです。逆に食事や運動などで体質改善することで感受性を緩和するという考えもあるようです。

医学的にHSPが公認されれば治療法もあるのかもしれませんが、今のところ治療法はないのではないでしょうか。無理に治療を求めれば見当違いな治療をされる可能性があります。

…たぶん適応する他はないのだと思います。ただ自分自身で社会不適応者と思うことはあっても、周囲からはそうは見られないことも多いのでそもそも社会不適応者と言えないのかもしれません。

HSPで社会生活に困難を感じるのは生まれつきの体質 プラス 生育環境 が原因です。HSPでも社会生活に適応している方はたくさんいると思います。

渾敦
[2015/03/19 16:27] URL | #- [ 編集 ]
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