中年HSP記
エンパス型HSP(Highly Sensitive Person)でHSS(High Sensation Seeking)な中年男の自省録。※自虐ネタなのでHSPやエンパスに否定的な表現もありますが、HSP全体のことではなく、私個人の事ですのでご容赦ください。
笑いに置いていかれる人
笑いに置いていかれる人

 私は面白いとか可笑しいと思う感覚が人とズレているようです。結構昔からなので、多分年齢のせいではないと思います。

 一番最初に世の中の笑いについていけないと感じたのは『オレ達ひょうきん族』が始まった時で、私は高校生でした。誰もが見ていた人気番組だったのに、面白さが全く理解できませんでした。周りの友達が爆笑しているのに…ひとり、ボーゼンとしていました。

 その頃流行りだった毒舌っぽい笑いは、どうも攻撃的でなじめませんでした。例え人を傷つけても、明るくてテンションの高い人が肯定される…っていうムードも嫌だったのかもしれません。コンピの片方だけが喋りまくって、相方はただうなずくという構図も私にはイビツなものに感じられました。ギャグもどうも内輪ウケのような感じがして、笑いの輪に入っていけません。

 その辺りから、世間で流行っている“笑い”からどんどん自分が取り残されていきました。
 話が分かった上で、くだらないとか、つまらない、とかではなくその内容自体がわかならいんです。

 こどもの頃はテレビを見て人一倍大笑いしていたのに…(新井注がいた頃のドリフターズとか大好きでした)。大学の時に見た「突然ガバチョ! 」という、笑いをこらえなければならない(笑ってしまうとムキムキマンに連れて行かれる)番組も面白かったです。

 …ただいつの間にか、多分、思春期あたりから私の笑いの感性は変わってしまったのかもしれません。

 お笑い番組を見てもほとんど笑うことがありませんが、うちの家族はテレビのバラエティ番組が好きです。
 でもタレント達が何とか場を盛り上げようと努力している姿が、私にはギスギスしたものに感じてしまうことがあります。話すスピードが速すぎて、そもそも何を言っているのか聞き取れないこともあります。
 ナインティナインもダウンタウンも全く理解できません(私の個人的な感覚です。面白いという方はごめんなさい。hspでも何に敏感かはそれぞれ違うし、考え方も違うのですからどうか気にしないでください)。

 家族や周りの人たちが笑っているのに、“笑いどころ”が分からず一人取り残されるのはさびしいものです。不機嫌だと思われるのが嫌で、とりあえず周りに合わせて笑ってすますこともありますが、ちょっとむなしい感じがします。

 本当は私は笑うことが好きです。実は日常生活の中で、面白いと思うことはあり、結構笑ったりしているのですが、他の人と笑いのツボが違うので、家族に“暗い”とか言われてます。
 不思議なもので私が大笑いしている時、他の人はポカーンとしていたりします。

 話は飛びますが、Eテレの「ハーバード白熱教室」で社会的な“権威”とは集団の注目を集めることであり、リーダーシップとは別な生物学的な行為だと言っていました(ゴリラの社会にも権威はあるそうです)。

 いつからか私には“笑い”にはどこか“権威”に結びついた政治的な臭いがします。

 笑ってないと暗い、空気が読めない、ノリが悪いと…みたいなムードが嫌です。無理してでも笑わなければならない、という圧力に束縛感をおぼえますし、何か違うんじゃないかという気がします。

 テレビの中でも日常でも、大物が何か言ったらみんな必ず大笑いするって…ちょっとファシズムみたいで恐いです。権威に結びついた時、本来、良い物であるはずのものが、どこか胡散臭いものに変質していきます。

 こどもの世界でも、面白い子がクラスの人気者っていうのは違和感があります。いじめの遠因になっているような気さえします。思いやりがあったり、きちんとした方向にクラスをまとめる子が、クラスのインフォーマルな権威である人気を持つべきと思います。

 “笑い”ってもっとリラックスしたり、リフレッシュさせてくれたりするものであってほしいです。

 人と笑いを共有しずらいというだけなのに、大仰に語ってしまいました。(゚_゚i)

 土日は朝から家内の実家に泊まりに行くので、コメントいただけた場合は月曜以降に返信します。
[2013/11/29 12:00] | 4コマ漫画 | トラックバック(0) | コメント(18) |
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コメント
確かにツボというより・・・
普通に話しているのに、面白いことをまじめな顔で
言うから!
とお腹を抱えられて笑われたり、
爆笑されたりしますね。
別に不愉快にはならないのですが、
何がそんなにおかしいのかが、わたしには
サッパリ分からないです。
渾敦さんとお話している時は爆笑にならず、
普通に語れましたし。
HSPとは関係があるか、は分からないですが。

人が笑わないところで、密かに笑ったりもしています笑←

そうそう、文化祭の作品はどうですか?
地元では、毎週水曜日に直接販売したりも
しています←
[2013/11/29 19:55] URL | かがみねこ #- [ 編集 ]
渾敦さんの(タレント達が何とか場を盛り上げようと努力している姿が、私にはギスギスしたものに感じてしまうことがあります。) わかりますわかります
見てると 痛いですし、悲しくなります あそこまでして笑いとらなきゃいけないの?って思ってしまいます。 そのことを人に話すと、「えーっ そんな目でみてるの?」と ドン引きされます。あーーどっちが 悲しいのかわかんないです。 かがみねこさんは、渾敦さんと会えるんですか? いいなあ 私は自分以外のHSPと会ったことないです。 
[2013/11/29 22:15] URL | みらくるやん #NZ3pg1Os [ 編集 ]
ねこさんコメントありがとうございます。

確かにねこさんとお会いした時、爆笑するような話は無く、ごく普通に話していました。やはりhspと非hspでは可笑しさの感受性が違うのかもしれませんね。

私も奥さんにちょっと面白い話をすることがありますが、予想以上に大笑いされて不思議に感じていました。まあ、笑ってもらえていいんですけど。

イラストの作品、良かったです。色に品があってとてもきれいですね。構図や色の塗り方も好みです。特に、バックが赤いの女の子、うさぎ、かぼちゃの絵が好きです。

また、イラスト見せてください。
[2013/11/29 23:53] URL | 渾敦 #- [ 編集 ]
みらくるやんさんコメントありがとうございます。

私も心当たりがあります。自分の感じた事を非hspに言うと、「そんなふうに物事見てたら、世の中つまんなくない?」とか…。そう反応されると二の句が継げません。

かがみねこさんにお会いしたのはもう一年以上前の事ですが、もし、みらくるやんさんが関東圏の方でしたら、hsp寺子屋cafe
http://cafe.pikkuliekki.com/
で時々交流会をしています。来週の火曜日は月一お茶会もあります(都合がつけば私も行きたいと思っています)。場所は神奈川県戸塚ですけど…。私は埼玉県ですが、平日の昼間なら都内でお茶してもいいですよ。
[2013/11/30 00:18] URL | 渾敦 #- [ 編集 ]
残念です。渾敦 さん 申し遅れましたが、私は九州に住んでます。 こちらでは交流会やサークルなどは行われていません。たぶんHSPの認知度も低いです。 出来れば、こちらで交流会など開催したいと考え始めてます。ただ世間に認知されてくると、心配なことがあります。だれでもが、「自分はHSPだーっ」と流行みたいになり、本当にHSPで悩んでる人々が偏見され、間違った理解をされ、さらに苦悩が深くなるのではと、思ってます。

知っておられると思いますが エンヤのWILD CHILD http://www.youtube.com/watch?v=bOnHNKv3pYE ユーチューブからの転記ですが、この訳詞が、良いです 今の自分の気持ちにぴったり 「今日を生きること うまく過ごすのは たいへんよね」と 訳してます。
[2013/11/30 22:31] URL | みらくるやん #NZ3pg1Os [ 編集 ]
渾敦 さん、おはようございます。
私も、「今のお笑い」は笑えないことがよくあります。内容が分かっていても、弱いものいじめだったり、何も言わない人を叩いたり。見ていて面白いとは感じられなくて。。
「笑わなくてはならない空気」もとっても苦手で、現実の世界でもそういう場面に出会うと、その場にいられなくなります。
普段は明るくて口数の多い私も、そういう所では無口になるので、暗いと思われているかもしれません・・・。
[2013/12/01 06:26] URL | あずみ #V3qg/2u2 [ 編集 ]
笑いと権威の下りにはすごく納得できるものを感じました。ある大物お笑いタレントに、寒々しいものを感じるのに、みんな笑ってる。追従だよね?と思って聞いたら、旦那はおもろいやないかと言う。え???本当に面白いの???私がおかしいのかな~って思ってたので、安心しました。渾敦さんのこういった切り口はほんとうに素晴らしいです!

バラエティ番組を心から楽しめないのは、HSPには裏に隠された本質の方が見えてしまうから、でしょうか。どぎつい発言で編集した際カットされないように計算しているところとか、痛々しいものまではっきり見えてしまう。HSPなどへのカウンセリングを行う、ハイパーカウンセリングジャパンのすどう氏は、高敏感性には本質を映し出す働きがあると仰っています。

本質が見えてしまうHSPにとっての笑いのツボって、じゃあ、何なんでしょうね?

もしかしたら、その人の興味関心、価値観、人生観、そういったもろもろを反映しているのかもしれないですね。だとしたら、ツボは個人個人違ってくるんではないかと思います。

でもその方がきっといいのかもしれませんね。HSPの創造力には高いものがあるという研究結果がありますが、笑いのツボが人とは違うHSPには、独創的なお笑いを創始する可能性が秘められています。最初は理解されにくいかもしれませんが。

笑い、以外でも、他者との感性の違いは、独創性を生み出す原動力になるのかもしれません。人と違うことで理解されなかったり、苦しみを味わったりするかもしれませんが。

すどうさんのコメントを軽くまとめた部分を抜粋させてください。以下です。
HSPなどへのカウンセリングを行う、ハイパーカウンセリングジャパンのすどう氏は、高敏感性には本質を映し出す働きがあるという。身体に悪い食べ物や環境、他者の笑顔の下に隠れる怒りを本質とは違うと感じ取り、本質ではなくなってしまった製品や、本音とは違う言葉、表情には、違和感を感じるか、頭痛、吐き気、じんましん、発熱などの体調不良で拒否反応を起こす。その結果、安全な製品しか使用できなくなり、個体の健康保持が保たれる。また表面には現れない他者の感情を感じ取ることで、他者からの攻撃をかわしたり、相手の気持ちに添った言動で絆を強めたりできる。並はずれた高敏感性は、いわば野生の動物的な勘のようなもので、本来は過酷な自然の中で生きぬくために持っていた力なのであろう(すどう,2012)。

[2013/12/01 23:56] URL | おひさま #- [ 編集 ]
みらくるやんさんコメントありがとうございます。

そうですか、残念です。ヨーコさんと那智子さんががんばっておられますが、関東圏でもhsp交流会はあまり多くありません。私も平日しか外出できないので、ほとんど交流会に出ていません。

明日、hsp寺子屋cafeのお茶会に出ようと思っていましたが、今日、長男が腹痛と嘔吐で小学校を休んでしまったので、具合によっては明日は無理かな…と思います。

エンヤのWILD CHILD聞きました。いい歌ですね。この歌の歌詞のように、hspの日常って、あまり上手くはいかないけど、あるがままに人生を受け止めて毎日を生きていく…っていう感じなのかもしれません。

私もみらくるやんさんのように擬似hspの事は心配した事があります。境界性人格障害の方やアダルトチルドレンといわれる方もhspと同じように敏感な場合があるからです。またhspでありながらそれらの障害も持っている方もいるようです。

しかしhspと非hspは表面上似通っていたとしても、結構区別はつくような気がします。

私はある人がhspかどうかを見分ける事はできません。私より感受性の高いhspがいらっしゃるからです。

しかし、自分よりりも感受性の低い人や非hspはしばらく一緒にいれば“分かる”と思います。

hspは人を感じとる能力が非常に高いです。非hspがhspに見抜かれない状況があるとすれば、hspを振り回して混乱させている場合ぐらいだと思います。複数の冷静なhspを騙せる非hspはまずいないと私は思います。

環境要因で起きる他の病気などと違い、器質的であるhspを演じることは無理なんじゃないでしょうか?
[2013/12/02 14:57] URL | 渾敦 #- [ 編集 ]
あずみさんコメントありがとうございます。

決して拗ねてる訳でも暗い訳でもないのに、みんなと笑いを共有できないだけで変な目で見られるのはおかしいですよね。

気付くと自分ひとりが溶け込めてないあの感じはなんとも嫌なものです。

笑いって、もっと自由でリラックスしたムードの中に味わいたいですね。

[2013/12/02 17:50] URL | 渾敦 #- [ 編集 ]
おひさまさんコメントありがとうございます。

hspの笑いってどんなんでしょうね? とっても興味があります。

個々人で違いはあるのかもしれませんが、何か共通項もあるかもしれませんね。そこにいる誰もが傷つかないとか…。

私はhssのせいか、予想できない行動や思いがけないリアクションに大笑いしてしまいます。そのことを何度も思い出しては笑えるので、楽しいです。

こどもといるとそういう事がよく起きるので、笑いのネタには欠きません。まあ私もこどもによく笑われるんですけど…。

hspならではの独創的な笑い…って面白いテーマになるかもしれません。
[2013/12/02 18:12] URL | 渾敦 #- [ 編集 ]
こちらのブログにわりと更新しています!
良かったら、お立ち寄り下さいね!
交流会も参加したいのですが、
中々難しいですね汗
ちょっと遠くなんですよね!
あれから、もう一年ですか汗
また、恵比寿行きたいですよね!
今度はもう何人か集まって欲しいですが汗
[2013/12/03 18:02] URL | かがみねこ #- [ 編集 ]
ねこさんコメントありがとうございます。

そうですね、またお酒を飲みながらこじんまりした交流会してみたいですね。恵比寿ビールは大変おいしかったです。

時間とかお金とか余裕があったらhspの方とお茶会や飲み会もたくさんしてみたいです。
[2013/12/03 18:53] URL | 渾敦 #- [ 編集 ]
混敦さん

ご無沙汰してます。
だいぶ良くなられましたか。ウイルス性の胃腸炎…私も時々やられるんです。突然胃腸に来て結構ダメージ受けるのですよね。
良くなったらいつでもお待ちしてますので、ハーブティー飲んでHSP話しましょう。
コメント返し不要ですよ。体力の回復に専念していただいて、元気になったらブログ再開を楽しみにしてます。そういえば先日のHSPカフェに混敦さんのファンの方がいらっしゃいました^_^

今回は寺子屋cafeのご紹介をいただきありがとうございます。この前の日曜日に三回目を迎えることができました。

私もみらくるやんさんのように、他のHSPはどうしてるんだろうと思っていました。それが寺子屋cafeの原動力でもありますが、HSPでありながら活動を続けられているのは良いパートナーに恵まれたことが大きいと思います。
検索してホームページにたどり着いて来られる方も結構いらっしゃるんです。一人じゃないと分かってホッとされる方も。安心できる場所にしていきたいですね。


[2013/12/07 02:04] URL | ヨーコ #2vE5T8.g [ 編集 ]
ヨーコさんコメントありがとうございます。

もう、すっかり良くなりました。トイレでもどした時は脂汗が出るほどつらかったのですが、今は何を食べても大丈夫です。

ヨーコさんの月一カフェに行こうとしていたのに、残念です。ブログ読んでくれている方にもお会いしたかったなぁ。

きっとhspは本来、人を集める催事は苦手なはずなのに、ヨーコさんも那智子さんも本当に頑張っているなぁと思います。

[2013/12/08 12:50] URL | 渾敦 #- [ 編集 ]
はじめまして。
HSPについて検索していてこちらに辿り着きました。
私の自己テスト結果は15くらいで、本も読みましたがHSPかどうかいまいち確信がありません。
もしこちらにコメントする資格がなかったらすみませんv-356

でも、混敦さんの「笑い」の感覚には深く同意できます。
私もひょうきん族はまったく面白さがわからず、ドリフターズもいまひとつで(卵をよく投げていて、もったいない・・・と思ったことを覚えています)、それ以降のお笑いは、相手を叩いたり貶めたりして笑いを取る風潮が見えて抵抗を感じました。

最近、いかに自分が猫かぶって暮らしてきたか気づきつつあるところです。
こういう場にコメントするのは正直勇気がいるんですが、思わず書き込む気になりましたので・・・
これからも陰ながら読ませて頂こうと思います。

長文失礼しました。
[2013/12/12 18:11] URL | あつこ #- [ 編集 ]
あつこさんコメントありがとうございます。

hspの方がhspのブログにコメントを書くのは相当勇気がいる…というのは分かる気がします。

私もhspの方のブログにコメントを書くときはかなり逡巡してしまいます。

…なので、コメントは(精神的な労力も含めて)とてもありがたく思っています。

hspの客観性はともかく、人とは違う感受性のために日常生活に支障があったり、どうもモノの感じ方が違って他の人といると違和感があるなら、“hsp”でいいんじゃないかと思います。 

人口の15~20%もいるんだし、精神疾患という訳でもありません。多分、hspは普通にいるんだと思います。

またブログ見に来てください。
[2013/12/13 11:20] URL | 渾敦 #- [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2017/07/25 15:36] | # [ 編集 ]
非公開コメントありがとうございます。

昔の記事も読んでくださるのですね。ありがとうございます。
私も三年ぶりに読み返してみました。
…時代は変わっていくのですね。
今は権威的な笑いは少なくなって来たように感じます。そういうことを不快に感じる人たちがちょっとずづ社会に影響をあたえているのかも。
声をあげなくても、感受性の高い人たちの気持ちが社会を動かす見えない力になっているのではないでしょうか。
それがHSPの役割なんだと思いたいです。

渾敦
[2017/07/25 17:02] URL | #- [ 編集 ]
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