中年HSP記
エンパス型HSP(Highly Sensitive Person)でHSS(High Sensation Seeking)な中年男の自省録。※自虐ネタなのでHSPやエンパスに否定的な表現もありますが、HSP全体のことではなく、私個人の事ですのでご容赦ください。
メルヘンな人
メルヘンな人

いい歳して、かぐや姫かオマエは! というツッコミをとりあえず自分にいれておきます。

まんがのイメージとしては、中島みゆきの『砂の船』か、黒夢の『Like @ Anjel』といったところです。ところでhspやエンパス関連のwebを見ると“月”のイメージをよく見かけます。hspは何か、月、好きなんですかね。私は好きですけど。

話しは変わりますが、一週間って日月火水木金土ですよね。それって日月は陽と陰、火水木金土は中国の五行で、つまり、陰陽から物質の素となるエレメントが発生したという意味じゃないかと数年前に思いました。

話しは戻って…

どんな人の心の中にもインナーチャイルドという子供時代の自分がいるそうです。傷ついた自分の中のこどもを癒してあげるのはとても大切なことです。

hspの感受性はこどもっぽい能力の名残かもしれないので特にそんな気がします。

hspオジサンのインナーチャイルドはどこかメルヘン志向なのかもしれません。…だからこども番組が好きなのか?

hspやエンパスのことをインディゴチルドレンと言う人もいます。人類の進化に貢献するのだそうです。

人類の進化どころか、周囲の人に何とかしてもらっている私は、今のところ自分を何とかしなければならない立場なんですが…。

でも、hspやエンパスは目に見えないところで、自覚もないまま社会を支えているような気がします。

またまた話しは脱線して…

昨日、少し興味があってシモーヌ・ヴェイユの伝記を読みました。フランスの女性で、レジスタンス運動をした活動家です。死後、手記が発表されて現在は哲学者とされています。

シモーヌ・ヴェイユは貧困にあえぐ人々、戦争の侵略行為で人生を破壊された人々、奴隷のような工場労働で尊厳を失っていく人々などに激しい共感を持っていました。裕福な家庭の出身ですが、不幸な人々を知りながら自分が安逸な生活をしていることが耐えられず、自分も工場で働いたり、レジスタンス運動に関わったりして、結局、その活動の中で34歳の生涯を閉じました。写真を見るととても美しい人です。
シモーヌ・ヴェイユ


集団の中にいる人間の傲慢さや、弱者に対する想像と共感の欠如を憎み、集団というものから距離を置き続けました。集団が内包するネガティヴな心理にとことん敏感な人でした。

死後ヴェイユの手記から、激しい政治活動に身を投じながらも内面では神秘体験を通じて、神を求め続けた人でもあることが分かり、現在では神秘家・哲学者として認識されています。

ヴェイユの求めた神は、教会を介さずに直接体験するといったものだったので、教会には近づかず、洗礼も拒否しました。教会という“集団”さえ欺瞞と保身に満ちた存在だと思っていたからです。

個人としてのキリスト、プラトン、デカルトの信奉者ですが、インド哲学や道教に通じる東洋的な思想を持っていたように思えます。実際、ヴェイユは晩年に『バカヴァッド・ギータ』を愛読していました。

ただ生前のヴェイユは自分の内面を人に語ることがなかったので、手記が発表された時彼女を知る人々は意外な一面をしって驚いたようです。

弱者に限りない共感を抱き、社会の不正を糾弾し、しかし心の中で誰にも語らず、静謐に神を求めていた人です。また“美”を愛し、不幸にあえぐ人に必要なものは、パンではなく“美”なのだといっていました。

シモーヌ・ヴェイユがhspかどうかは分かりませんが、感性はhspに通じるものがあります。

そしてその壮絶で、あまり幸せとは思えない生涯に対して複雑な気持を感じてしまいました。もっともシモーヌ・ヴェイユ自身は、積極的に不幸に身を置こうとした人なので、ヘナチョコの私がその幸不幸を言うのはおこがましいのですが。

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土曜から月曜にかけては、こどもの運動会、娘のバスケの試合の送迎、運動会の代休でディズニーランド(ぐわっ!恐怖の!)と、大忙しです。ディズニーランドはメルヘンかもしれませんが、こどもを引率しての徘徊はちょっとした苦行です。家に帰る頃は精魂尽き果てているでしょう(行く前からそんな…)。
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[2013/05/31 12:52] | 4コマ漫画 | トラックバック(0) | コメント(8) |
長沼睦雄先生にお会いしました
先週の土曜日hspの知人、おひさまさんのご好意で、長沼睦雄先生、ご同僚の佐々木先生とのhspに関する意見交換に同席させていただきました。

おひさまさんはブログ『エンパス、HSP(高感度タイプ)の研究』で知り合いになった方です。とても学術的にhspやエンパスの研究をされており、知見の広さと深さには感銘をうけていました。

長沼睦雄先生は緑ヶ丘病院の精神科医で『活かそう!発達障害脳』の著者です。本の最後の方にはhspのことも書かれていますが、hspにも強い関心がおありです。

hspのおひさまさんの話をメモしながら、丁寧に質問に答えていらっしゃいました。

長沼先生は神経内科ご出身で、脳の仕組みに対して知識と経験をお持ちでしたが、脳や心の問題をいろいろな角度から広く、柔軟に研究されており、スピリチュアルにも詳しく、いろいろな方面でお話しくだされたので、私も話しに引き込まれました。

長沼先生のような精神科医が増えるといいですね。先生のお話をうかがいながら、hspやエンパスという考えはこれから広がっていくんじゃないかと感じました。

『hspは才能なんだから、活かせばいい』とか『人を助けるのもいいが、まず自分自身が潰れないようにしなければならない』という温かいお言葉もいただきました。

とてもいい経験をさせていただきました。

最近、hspの方とお会いする機会がありませんでしたので、長沼先生、佐々木先生だけでなく、おひさまさんにも初めてお会いすることができ、うれしかったです。

お誘いのメールをいただいた時から、会合後の資料送付まで、おひさまさんにはとても気遣いをしていただきました。

やはりhspはとても人に気を遣うのだなと改めて思いました。

[2013/05/23 17:04] | エンパス道 | トラックバック(0) | コメント(0) |
朝のテレビ
朝のテレビ

朝、民放を見ることができません。みのもんたは絶対にムリです(別に個人的に嫌っている訳ではありません)。

見れるのは教育テレビか、放送大学ぐらいです。ちなみに教育テレビで好きなのは『にほんごであそぼう』です。演劇っぽい番組作りだから好きなのかもしれません。個人的な趣味です。色彩など画面の品がよく、狂言や歌舞伎にならったコーナーや文学的なコーナーもあって、大人でも楽しめます。

逆に『えいごであそぼう』はオープニングの曲が騒がしすぎてつらいです。確か佐藤可士和が作ったんじゃないかと思いますが、hspの私には朝からハードなロックはちょっと耳障りです。ロックがキライな訳ではありません(ローリングストーンズやディープパープルのコンサートにも行ったことがあります)。でも朝のこども番組にロックはちょっと…。

放送大学も興味のある話だと見てしまいます。まあ、こどもが起きだす前ですけど。

しかし、オフロスキーは何度見ても感心してしまいます。『みいつけた!』は番組作りにチャレンジ精神があって好きです。私のhss心をくすぐります。最初見たときは衝撃的でした。こども番組にこんな人が出ていていいのか…と思いました。

『おかあさんといっしょ』は歌と踊りのお兄さん、お姉さん、それに子供達と、ちょっと画面に出てくる人数が多いのでやや敬遠してしまいます。最近はウチの子も『おかあさんといっしょ』は見なくなりましたし。

…なんか、どおってことの無い話でした。
[2013/05/22 19:52] | 4コマ漫画 | トラックバック(0) | コメント(2) |
ソルジャ君2
ウチの奥さんだけかもしれませんが、会話の中で少しでも批判的なニュアンスを感じると、とても敏感に反応します。だから結構言葉遣いには気を遣います(奥さん自身は結構ぶっきらぼうなことを気兼ねなく言うので、不公平な気もしてますが…)。

それに感情的になると人の弱点をついてきます。別に悪気があって言ってる訳じゃないと、自分を正当化するのは小憎らしいのですが、上手に盾と矛を使っているその技術をホメるべきかもしれません。

また、同調的な行動を相手に求める傾向が非hspは強い気がします。すぐ裏切り者みたいに言われるのは閉口します。

例えば、奥さんがバラエティ番組を見ている時、私はバラエティ番組がそれほど好きではないので、その場で本を読もうとすると嫌がられます。一方、奥さんは食事中にひとり別室でインターネットをすることもあり、不公平感を感じます。

私はhspのせいか、一人っ子でAB型のせいか、よく同調的な行動ができない時があります。

人の顔色をうかがいながら不文律の規制を受けるのは結構苦痛です。以前、奥さんのいない時にカップアイスを買って食べたら、あとで責められました。

hspの方と交流していると、みなさん相手の自由や都合を最大限に尊重してくれるので、日頃たまった緊張がほぐれます。まるで生ぬるい鉱泉に使ったときのようにスーッて感じです。

でも最近、束縛の中に幸せを見つけることもあります。戒律の厳しいお寺に出家した僧侶のように、こまかな決まりごとの中で生活するのもそれなりに安らぎがあるのかもしれません。

それとも、プレッシャーの中で変態になってきたのでしょうか?
[2013/05/17 12:00] | 4コマ漫画 | トラックバック(0) | コメント(14) |
鏡の詩
外で嫌なことがあったのなら、気持をなだめてあげることもできます。

私がミスして怒らせるのなら、素直に謝ります。

でも人の気持を映してしまう私の性質が、あなたを苛立たせるのなら…どうしたらいいんでしょう?

何とかしようとあなたを見つめれば、イライラも、自己嫌悪も、隠された恐怖も…私に向けられるあなたの気持ちをすべて映してしまいます。

でもあなたから目をそむければ、あなたは無視されたと恐れ、より深い怒りを抱いてしまいます。

何かが見えても何もできません。

私はただオロオロするだけなんです。

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夕方から外出し、週末はおりません。もしあればコメントの返信は月曜日にします。
[2013/05/10 12:00] | 4コマ漫画 | トラックバック(0) | コメント(10) |
ソルジャ君1
hspも一様ではないように、非hspもいろんな方がいます。あこがれや尊敬、親しみを感じる方もいます。エンパスパイがエンパスやhspの代表でないように、ソルジャ君も非hspの代表ではありません。私自身の主観を描いているだけです。

ですので、非hspを揶揄するつもりはありません。hspの私から見た非hspのイメージを描くことで、“そう見ている自分”は何かを確認したかったのです。

これから奥さんの実家に何泊かしに行きますので、もしコメントいただけた場合は週明けに返信いたします。
[2013/05/02 13:18] | 4コマ漫画 | トラックバック(0) | コメント(5) |
モザイク (幻冬舎文庫)
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(2003/04)
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『コンセント』『アンテナ』『モザイク』が三部作と言われているので、一通り読んでみました。

hspやエンパスに一番関連が深いのはやはり『コンセント』だと思います。『アンテナ』は性とかシャーマニックな癒しの話しではありますが、それ程hspやエンパスに比重が高い訳でもないと思います(脇役では出てきますが…)。

『モザイク』はディープでダークな、美しくないスピリチュアルの世界が描かれていたように思います。

主人公の女性は訓練され(古武術の達人)、社会的にも有能なhspのようなのですが、あまりにも有能でしっかりしているので、現実の、というよりヒーロー化されたhspという感じがしました。それよりも準主役の少年(正也)の方にhspやエンパスのリアリズムを感じます。

hspやエンパスは、何とか社会に踏みとどまろうとする人と、どっぷり“向こうの世界”に引き寄せられる人がいるように思います。これは後者の少年(正也)を巡る物語です。

普通の人からは頭のおかしい子、スピリチュアル的にはインディゴ チルドレンと言われる引きこもりの少年、正也が失踪し、主人公が正也を探すという展開です。

私はインディゴ チルドレンの事はよく分かりませんが、正也はエンパスの器質を持ち、ひどい巫病と思春期の不安定さに陥った少年という感じがしました。

正也は非hspにはただ思春期で錯乱した子供に見えるかもしれません。でもhspやエンパスが読むと、彼は犯罪者傾向もあり好きにはなれないかもしれませんが、少々身につまされると思います。

正也の

(そうだよ、ミミ、俺はすべて見た。だけど、だからといって何をしていいのかわからない。この世界でどうやって生きていいのかわからない。俺は究極のバカだ)

というセリフがとても切なく感じました。hspやエンパスの見る世界は、社会的な有用性に結びつきにくい…。大人ならそれなりに二つの世界を葛藤を感じながらも同時に生きていくのでしょうが、やはり少年には荷が重いのでしょう。

小説は一応、希望を感じさせる終わり方でしたが、これが現実だったらこの少年はこれからどうやって生きていくんだろうと、同じような体質を持ったおじさんは憂いを感じてしまいました。もしあるならば、本当の解決はこの話の先にあるんだろうなとも思いました。

最近、ブログで書いた『整体。共鳴から始まる―気ウォッチング (ちくま文庫)』の気的過敏体質者の特徴が割りとそのまんま書かれていました。この本から発想を得たと思われる世界観も描かれていました。

hspやエンパスで今、社会から隔絶された気持ちに深く沈みこんでいる方には共感が得られる小説かもしれません。


[2013/05/01 09:38] | 共感する本など | トラックバック(0) | コメント(2) |
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