中年HSP記
エンパス型HSP(Highly Sensitive Person)でHSS(High Sensation Seeking)な中年男の自省録。※自虐ネタなのでHSPやエンパスに否定的な表現もありますが、HSP全体のことではなく、私個人の事ですのでご容赦ください。
エンパスパイ13

hspは直感力が優れていると言われます。

直感とは『推理・考察などによらず、感覚的に物事を瞬時に感じとること。(goo辞書より)』という事です。

意識と潜在意識のつながりが強いhspらしい能力です。

そうは言っても、知識や体験の蓄積がなければテキトーな材料を無意識に根拠にしてしまうことだってあると思います。

私は結構慎重に確認しながら行動する方なのですが、相手(おもに奥さん)の指示が曖昧だったり、確認すると「いちいき聞くな!」とイライラされたりする時は、もう面倒なので直感力で判断してしまいます。

思い起こせば、昔から人に聞きづらい時は直感力で行動していました。

しかし直感とはやはり知識や経験があっての事…。まれに直感で最初からやれてしまうことがあったとしても、それは非常に限られた分野のことでオールマイティではありません。

しかも、直感で何とかやれていると周囲から“あいつは分かっている”と誤解されてしまいます。“実は何にも分かってないんです!”と言いづらくなり、どんどん自分を窮地に追いやってしまいます。

それに失敗した時、何故そう判断したのかを論理的に説明できないのが困るところです。

だから他の人との共同作業では、できるだけ直感に頼らないように気をつけています。

そういえばうちの奥さんの面白いところは、私がミスした時、何故そういう判断をしたのかを論理的に説明すると、それがどんなにバカげた論理であっても納得してくれることです。理屈さえ付いていればそれがいかに非合理的・非現実的であっても気が済むようです。なので、いつもテキトーに理屈を後づけして言い訳しています。“リクツと膏薬はどこにでもつく”って言いますしね。

人の思考様式というのは本当に多様なのだと思います。
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[2013/04/26 12:00] | 4コマ漫画 | トラックバック(0) | コメント(4) |
好きになる人

この吊橋理論を発表したのはカナダの心理学者、ドナルド.G.ダットンとアーサー.P.アーロン(そう! E.N.アーロンの夫です!)です。

…そういえば私、確かに惚れっぽかったかもしれません(今は奥さんや娘の日常を見ているせいか、以前ほどナイーブに女性を見れなくなりましたが…)。

いつも気持ちがどこかドキドキしているから人を好きになりやすい、というのいうのは分かる気がします。気持ちがとても安定している時はあまり人を好きにならなかったように思うからです。

誰だって不安な時の方が人恋しくなるのもですが、好きな人ができてもそれはそれで気持ちが落ち着かなくなるのは困ったものです。ただ、とりあえずいろんな悩みを忘れられるっていう効用はあるかもしれませんね。

hspで非hssは好きな人ができても、時間をかけてゆっくりアプローチするので、相手は好かれていると気付かないこともあるとか…。

私は、誰とでも平等に接しられるというhspの性質によって、女性とも普通にお話しできたせいで、気付いたらオトモダチになっていたというタイプでした。

それに、自分が人を好きになったという気持ちを認めたくありませんでした。…動揺するからです。

ただ、好きになったらかなり早く相手に意思表示してました。周囲の人にも隠しませんでした。そこはやはりhssなんですね。駆け引きとか、もうまどろっこしくてできません。玉砕覚悟で向かっていき、ハナバナしく全て散りました。我ながら自分の潔さにうっとりするほどです。

…それで失恋するとね、まわりが優しいんだぁ。私の失恋のハナバナしさにカタルシスを感じるんでしょうか? 本当にね、いい歳した友達が涙を浮かべてくれるんです。そんな時は人と人がつながって、一瞬の中に永遠を感じるような不思議な、そして至福の感覚におちいります。

…話しがそれました。そんな訳でたいした恋愛経験のない(失恋経験しかない)中年オヤジですが、結婚12年目を迎えて思うのは、相手に求めるべき最大の資質は“善良さ”という事です。

以上。
[2013/04/19 12:00] | 4コマ漫画 | トラックバック(0) | コメント(6) |
エンパスパイ12


hspの知人からE.N.アーロンの『敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。』を借りて読むことができました。

その本の中で、アーロン自身が著名になった後も「やらなければならない事だらけの外の世界と、自分の内面の生きることのふたつの世界の狭間に引き裂かれている」と書かれていました。アーロンのような方でもhspは同じなんだと親しみを感じました。

確かに外から家に帰るとグッタリして…、でも一人でいられる時間が至福のように感じられます。サラリーマンだった頃、仕事が終わったあとに飲みに行く同僚の神経が信じられませんでした。休日は外出することはあっても一人でした。

ところで“社会的な義務”と“内面的な探求”というのは私の中でも最大のテーマです。そしてなかなか乗り越えられない問題です。

働きたくない訳ではないのです。根はまじめな働き者だったりします。無意味な神経を使わずにすむのならむしろいくらでも働きたいぐらいです。でもどーしても労働環境に適応できません。

hspは特殊なのかもしれません。しかし日本の労働環境だって“普通”じゃない気がします。

今だに高度成長時代のモーレツ社員や仕事人間ばかりを想定して労働設計された仕事…悪い意味での体育会系的、徒弟制度的な上下関係…どこかスネたり、ヒネたり、無神経だったりしなければ職場にいることすらできない風紀。本来楽しいはずの労働をわざわざ地におとしめて踏みにじっているように感じられます。

…そう思うのは私が社会に適応できなかったから、ひがんでいるだけなのですが。
[2013/04/12 12:00] | 4コマ漫画 | トラックバック(0) | コメント(4) |
整体。共鳴から始まる―気ウォッチング (ちくま文庫)
整体。共鳴から始まる―気ウォッチング (ちくま文庫)整体。共鳴から始まる―気ウォッチング (ちくま文庫)
(2007/06)
片山 洋次郎

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整体師という立場から“気”的な交流と、社会的な環境変化が及ぼす身体への影響などを気的なエネルギーの視点で書いた本です。

前半は特に整体的な説明が多く、興味がないと面白くありません。

しかし終わりの方で“過敏体癖”という名前でhspやエンパスの人々のことを、著者独自の視点で書いてあり、興味深かったです。おそらくこの著者はhspやエンパスのことは知らず、整体師としての体験と著者自身が共鳴しやすい体質だったことから独自に研究されたようです。

非常に博識な方で、社会学、哲学、心理学、生理学、物理学…などが随所にちりばめられ、なかなか読みづらいのですが、大言壮語ではなく、真摯な語り口に好感がもてました。

hspやエンパスを気的なエネルギーや身体でとらえた切り口が新鮮で、hspやエンパスを日本人が独自にとらえた本として面白かったです。過敏体癖の人は表面的には社会の役に立ってないように見えるけれども、実は社会的な共鳴の中心であり、大切な役割を担っているというようなことが書かれていました。過敏体癖の章を抜粋したブログを見つけましたので、ここにリンクさせていただきます。

私が気に入った章を長いのですが、引用します。

 「悟り」と「現実」社会

 胸椎5番の働きの過敏な人はあらゆる情報に過敏に反応するが、誰にも邪魔されない環境で、独りでボーッとしていられれば、情報が入ってきてもすぐに発散してしまうので自然にバランスがとれている。なかには小学校に通っていたころの記憶が全くないという人もいる。発散してしまえば記憶自体が残らないわけで、それだけ素直な状態でいられたということなのだ。
 そういう“幸せ”な状態はなかなかないわけで、社会の中で周りのあらゆる情報にさらされているだけで(側に人がいるだけでも、その人の感情の動きや体調などが情報として伝わる)疲れやすいので、大変なのだ。
 過敏体質の人は幼児のような存在であるが、積極的に評価すれば、共鳴しやすい間合いをとる能力があり、何事にもくつつき過ぎもせず、無欲無心に近い「悟り」の境地に近い所にいるようなものなのだが、実際はあらゆる周りの影響を受けやすく不安定である。常に自己が集団から浮いている感じがし、自己の居場所がない感じがする。それゆえに逆に社会に適応する努力を過剰にしやすくもあり、ファッションなどにも過敏に反応しやすくもある。
 このように、本来「悟り」の心性=「空」の状態に近い人が必ずしもそうは見えにくいのであって、逆に自己に執着の強い人が「悟り」にも執着して頑張って修行するのである。「悟り」にもともと近い人は、逆に「俗」社会に合わせるのに必死なのである。
 逆にいえば、モノの役に立たない人はこのような資質があるともいえる。有能な人というのは、執着心や欲をより多くもっている人でなければならない。そのような人が「現実」社会を支えている。たゆまぬ努力によって、何かを作り上げてゆくということも大事なことではある。だがそれは少なくとも評価されるからマシというものではないか。それを支えている、その反対の部分がなぜ評価されないのだろうか。簡単なことなのだがムズカシイらしい。
 禅にも十牛図というのがあって、本当の「悟り」に到達した人は俗世間にあって全然偉くも何とも見えないことになっている。でもそういう人を見つけたという話を聞かないのはどういうことだろう。そういう人はどこでも一人や二人は見つかるわけだから、そういう人をみつけて崇めなくてもよいから、大事にするだけでも社会の気の流れ、人と人の関係はずいぶんとよくなると思うのだ。
(「整体。共鳴から始まる」片山洋次郎より)

全体と共鳴しあう生き方の方がむしろ自然であり、特定の対象(身近な仕事や人間関係など)だけに深く関わる生き方はむしろ狭くて特殊であるというようなことが書かれてあり、何だか救われたような気がしました。過敏体癖について書かれているのは、全体からすればそれ程多くないのですが、著者自身が過敏体癖であるために、ものの見方に共感できる部分が多かったです。

内容がまとまっている訳ではなく、読みやすくもないのですが、読み終わった後どういう訳か目からウロコが落ちたような気持ちになった本です。
[2013/04/10 13:01] | 共感する本など | トラックバック(0) | コメント(4) |
かたまる人
最近、こどもの行事で奥さんと共同作業しなければなりませんでした、そんな時はいつもなのですが、奥さんをイライラさせてしまいます。緊迫した状況が数週間続きました。ブチッ!と怒らせてしまったりもしました。

そんな時、状況を悪化させているのは私のリアクションのなさです。

非hspは人から怒られても、リアクションができます。

すねる、媚びる、言い訳する、反抗する、泣く…などなど、リアクションの引き出しがたくさんあります。

このように対人的な緊張場面でリアクションがとれる非hspを私はとてもうらやましいと思います。

私の場合はすぐにフリーズし、思考停止状態になるからです。泣くことすらできません。

こどもの頃、友達にイヤなことをされても、その場では泣けず、家に帰ってから大泣きしていました。

大人になって困る事は、私の固まったノーリアクションを“余裕で受け止めている”のだと勘違いされることです。

非hspの中には、感情的なリアクションがないと自分の主張を無視されたと受け止める人もいて、怒りの火に油を注ぐ時がしばしばあります。「馬鹿にしやがって!」って思うのでしょう…。相手が怒れば怒るほど私はますます硬直してノーリアクションになってしまうのですが…。

もちろん私は誠意をもって謝り続けているのです。

しかし泣くとか悔しがるとかへこむとか言った、相手がもっと感情的なリアクションをしないと気が済まない人がいるので困ります。こちらから感情的なリアクションを引き出すために、人前なのにケモノのように叫びだす人もいるくらいです(…すごいな…恥ずかしくないのかなぁ?)。

そこまで緊迫した状況じゃなくても、予期しないハプニングに遭遇するとよくプチ・フリーズします。

サイフの中にポイントカードが見つからないだけで焦ってしまい、あたふたします。

街中での車の運転なんか大嫌いです。他の車にクラクションとか鳴らされると飛び上がりそうになります。

…それから理解できない話を長時間言われても、フリーズ。

ああぁ…もうダメです。

人前じゃなかったり、想定内のハプニングには至極冷静(多分普通の非hspより)なんですが…。

[2013/04/05 12:00] | 4コマ漫画 | トラックバック(0) | コメント(6) |
コンセント (幻冬舎文庫)
コンセント (幻冬舎文庫)コンセント (幻冬舎文庫)
(2001/12)
田口 ランディ

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この小説の中にはhspとかエンパスという言葉はひとつも出てこないのですが、まごうことなきhsp&エンパスについて書かれた小説だと思います。エンターテイメント仕立てではない分、非常に濃厚にhsp&エンパスの問題が描かれています。主人公は兄の死後に臭い(特に病気の臭い)に敏感になった女性で、他人の感情の影響を受けるので『感情が嫌い』と言っています。主人公は一般的なhspらしい温厚な性格ではなく、結構キツくて行動的なのですが、そこは小説なので仕方ないと思います。自分がhspやエンパスだという自覚がある方にはとても胸に迫る小説です。

死者が見えたり、変性意識になったりとスピリチュアルな要素もありますが、荒唐無稽ではなくリアリティがあります。

物語中、琴線に触れる文章がいくつかありました。

「主婦の仕事ってね、あれは修行なのよ」(中略)掃除、洗濯、育児、介護、植物の世話、そういう行為はすべて大切な修行で、その修行を通して人は「御霊送り」をすることができるようになるのだそうだ(P204)

これは私が半主夫なので嬉しかったです(まあそんなに大したことはしてませんが…)。

「最近はユタが神懸かりになり、荒れ狂ったような状態になることを受け入れない人々が増えてきました(中略)私たちは神懸かりにならずに神と繋がる方法を知りません。でも、あなたは知ってるようです。(中略)新しい自然が生み出した新しい巫女です。…(P284)」

何となくhspやエンパスを示唆するような言葉だと思いました。

「よく覚えておきなさい。大切なのは場所です。場所を探してそこに行けばいいのです。正しい場所に立てば人は必ず正しい行いをするのです」(P286)

よく分からないのですけど、いいことを言ってるような気がしました。

セクシャルなシーンが多いのですが、それがイヤではなければ是非おすすめします。盗作問題などがあり残念ながら絶版状態ですが、図書館には置いてあると思いますのでどうぞ。
[2013/04/03 14:56] | 共感する本など | トラックバック(0) | コメント(0) |
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