中年HSP記
エンパス型HSP(Highly Sensitive Person)でHSS(High Sensation Seeking)な中年男の自省録。※自虐ネタなのでHSPやエンパスに否定的な表現もありますが、HSP全体のことではなく、私個人の事ですのでご容赦ください。
hspシェア会に行ってきました
先週6月20日(木)、すどうゆうじ先生主催のhspシェア会(集まれ敏感な人!HSP、エンパス、インディゴチルドレン!敏感対処セミナー)に行ってきました。

すどう先生のブログは読んだことがあったのですが、今回hsp友のおひさまさんに「行ってみませんか?」とお誘いもあり、hss根性で参加しました。



hspシェア会の前にアールユーヴェーダセラピストきみこさんの無料体験セラピーがありました。

今までヒーリングというものを受けたことがなかったので、これも物は試し的なhss根性でお願いしました。気功のような感じで頭や肩に触れてもらうのですが、気持が良かったです。

シェア会会場の模様は下のイラストのような感じです。
始めに、すどう先生がhspの概念をホワイトボードを使って説明し、その後集まったhspの方々に自己紹介とhspの経験や自分なりの対策をひとりづつ話してもらう(シェアしてもらう)会でした。

14、5人の参加がいました。そのうち男性は私を入れて3人でした。

hspシェア会


イラストにあるホワイトボードを拡大します。
ホワイトボード左側↓
ボード左

ホワイトボードの左側にに書いてあったことは…

イラストから説明すると…人は心の中が悲しかったり、怒っていたりしても、表面的には笑顔を見せます…それは人間関係を円滑にする社会的な技術なのですが、hspは心の中が見えて(感じて)しまうので、その相手に対して笑顔になれません。すると相手は「こっちが笑って接しているのにナゼあいつはしかめっ面なんだっ!」と段々怒りだします。周囲の人もhspに対して「なんで笑顔で人と話せないのか?」といぶかり、段々孤立無援の状態になっていきます。

その結果がホワイドボードの上にかかれた①人間関係の問題や、コミュニケーション不全に悩むことになる…ということです。

そしてその二次障害として②の病気、うつ病、パニックになるし、精神科にかかれば最悪、統合失調症と言われることもある…ということです。

フライドチキンとトリのイラストの説明をする前に…。

先ず、すどう先生は食事によるhspの体質改善を主張されています。詳しくは忘れましたが、カフェインとかゴマなんかがhspには良くないようです。

ゴマ…というのは、まあゴマに限らないのですけれども、自然に腐らないような処理をされた食品が良くないようなのです。

それでようやくイラストの説明ですが、食事の問題で、もう一つ良くないものとして、ツライ環境で飼育された家畜の肉や玉子があげられていました。家畜の“ツライという思い”が波動となって(インディゴチルドレンタイプの)hspの身体に悪い影響を及ぼすとのことです。


ホワイトボード右側↓
ボード右
次にホワイトボードの右側にに書いてあったことは…

からすどう先生がhspのカウンセリングを通じて分類したhspのタイプです。

図左上のマルの中、アダルトチルドレンタイプのhspというのは親の機嫌ばかり気にして、自分というものがなくなってしまった方です。人の顔色ばかりうかがい、人の言動に敏感になっています。いつも緊張しているので、戦場で暮らしているような生活をしています。ひとりでいる時は酒、タバコ、カフェインなどの嗜好品に溺れることが多いそうです。

となりの四角の中は発達障害によるhspです。脳の使い方のバランスが人とは違うので刺激の受け止め方も異なっています。普通の音が大音響に聞こえて、耳をふさいだり、肩を叩かれただけなのに、暴力を振るわれたような感じ方をしてしまうそうです。

その下の長方形がインディゴチルドレン等と呼ばれるタイプのhspです。このタイプは六感が発達しており、宇宙とつながっているとか、何かの役目を自覚している人がいるそうです。その右側、宇宙・役目のマルに何本か足がついているのは、独自の宇宙的な役割があるという意味です。

ところでhspはそのタイプによって“敏感”な対象が異なります。

まずアダルトチルドレンタイプは危険のみに敏感で、それ以外は敏感ではありません。

発達障害タイプは五感が敏感であり、人の感情はあまり敏感ではない…というか他人の感情が理解できないこともあるようです。

インディゴタイプは波動に敏感だそうです。人の感情を始めさまざまな情報を波動として感じるようです。

すどう先生は始めインディゴチルドレンを知らなかったそうです。クライアントに「私はインディゴチルドレンです」と聞かされた時「何ですかそれ?」と思わずクスッと笑ったら、クライアントを怒らせてしまったそうです。そしてそのクライアントがインディゴチルドレンの書籍を持参したり、他にもインディゴチルドレンというクライアントが来たりして次第にそういうタイプのhspを認識したとおっしゃってました。

その他のタイプとしてサイキックやエンパスがあるようです。ちなみにすどう先生はエンパスだそうです。

あと、幽霊などが見える霊感タイプの方もいるそうです。
このタイプは波動ではなく、意思を持った霊的な“存在”に敏感です。このタイプの方はだいたい家系的な影響があり、祖父母なんかが霊能者や霊媒だったりするようです。霊的なエネルギーが強いために、よく電化製品を壊してしまうのもこのタイプのようです。会社ではコピー機を壊してしまったり、中には電車を停めてしまう人もいるそうです。すどう先生ははじめ電化製品が壊れるという話に懐疑的だったのですが、(またしても)クライアントを怒らせてしまい、セラピー中に比較的新しいCDラジカセを2度、続けて壊されてしまったとの事です。それでようやく信じるようになったそうです。

基本的にhspは生まれ持った資質や養育環境で感受性が強くなることがほとんどですが、中には何か精神的な“伝授など”を受けて敏感になる人もいるそうです。

アダルトチルドレンタイプ、発達障害タイプとインディゴタイプが少し重なっていますが、両方を併せ持つ人もいるそうです。特にインディゴタイプは親に理解されないことがあり、そのせいでアダルトチルドレンの要素も持つことがあるようです。

以上のようにhspにもいくつかタイプがあるのですが、
実は厳密に区別できないこともあり、いくつかの、または全てのタイプを同時に持つ人もいるそうです。

ところで、すどう先生はご自身のエンパス対処法を次のようにおっしゃっていました。

○自分の身体や感情と共感した相手のそれとをはっきり区別することが大切で、その為にいつも自分のコンディションをネガティヴにならないように調整する。

…ただし、アトピーや花粉症のクライアントがくると共感して症状が出るが、すどう先生自身がアトビーと花粉症を持っているため、いくら自分のモノではないと考えても混ざってしまって1週間位は抜けないことがあるそうです。

○共感してしまった相手の症状を取るために、水を飲んで症状を流す。誤って接触してしまうと塩で洗い落とさなければならないこともある。

ところで私が遠隔のエンパシーはあり得るのかと質問したところ、エンパスのすどう先生自身にはないとのことです(電話を通じてはあるようです)。インディゴタイプなら遠隔の共感もあるとおしゃっていました。

ゲストのアールユーヴェーダセラピストのきみこさんは以前医療関係の職場にいたのですが、異常に疲れるので不思議だったそうです。同僚のすすめで周囲のエネルギーをブロックするというオーラソーマを足の裏と首に塗ったら疲れがなくなり、そういった世界に興味を持たれたそうです。使ったのはサイキックアタックをブロックするという赤い色のオーラソーマだそうです。共感して感染した症状はやはり水や塩を使って落とすそうです。

すどう先生もきみこさんも基本的にはあまりスピリチュアル系ではないようです。経験から不可視の世界を認めてはいますが、“グル”ではなく、通常の社会人としてのスタンスをとっており失敗談やユーモアを交えて話しをしていました。そこは好感が持てました。

すどう先生ときみこさんの話の後、参加者が一人一人立って話をするのですが、参加者全員がhspのせいか皆さんとても饒舌に話をしていました。ここに来る前は、hspとは言え10人以上も集まったらみんなあまり喋らないんじゃないかと思っていたので意外でした。hspは日頃理解されないから発言しないだけで、本当は屈託がなく明るくてお喋りなんじゃないかと思いました。その位みなさんよく喋ってました。

ホントにhspかというくらいみなさん明るかったのですが、hspによる苦労は大変そうでした。大変なことも明るく話すのがhspの特徴なのかもしれません。

厳し過ぎる親との葛藤、引きこもり、恐怖症、職場での葛藤…現在、職についていない方もたくさん居られ、何とか働きたいという思いも話していました。

hspらしいと思ったのは、主催のすどう先生を“偉い人”扱いせず「宇宙からの役目は実は親に植え付けられたエセ役目だ」と言う方や「(hsp体質に良くないとされる)ジャンキー、コーヒー、甘い物が好物だけど、辞めるつもりはさらさらない!」と断言したりする方もいて、妙に上下関係意識のない場だったことです。

予定の時間は大幅に過ぎ、私はこども達が小学校から帰る時間になりそうだったので先に失礼させていただきました。

最後までいられたおひさまさんが教えてくれたところでは、3時半終了の予定が5時までのび、「その後有志は近くの居酒屋で(予算2千円)懇親会(おひさまさん情報)」があったそうです。

広くない場所に大勢が集まり賑やかでしたが、やはりhsp特有の静謐なムード(感情が表出しない雰囲気)がありました。

ただ、想像していた以上に皆さんテンションが高かったです。hspは自分の話が通じる環境では明るくてパワフルなのかもしれません。

多分その場に非hspがいたら妙なテンションと理解できない話の内容に引いていたと思います。

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[2013/06/28 12:00] | エンパス道 | トラックバック(0) | コメント(0) |
長沼睦雄先生にお会いしました
先週の土曜日hspの知人、おひさまさんのご好意で、長沼睦雄先生、ご同僚の佐々木先生とのhspに関する意見交換に同席させていただきました。

おひさまさんはブログ『エンパス、HSP(高感度タイプ)の研究』で知り合いになった方です。とても学術的にhspやエンパスの研究をされており、知見の広さと深さには感銘をうけていました。

長沼睦雄先生は緑ヶ丘病院の精神科医で『活かそう!発達障害脳』の著者です。本の最後の方にはhspのことも書かれていますが、hspにも強い関心がおありです。

hspのおひさまさんの話をメモしながら、丁寧に質問に答えていらっしゃいました。

長沼先生は神経内科ご出身で、脳の仕組みに対して知識と経験をお持ちでしたが、脳や心の問題をいろいろな角度から広く、柔軟に研究されており、スピリチュアルにも詳しく、いろいろな方面でお話しくだされたので、私も話しに引き込まれました。

長沼先生のような精神科医が増えるといいですね。先生のお話をうかがいながら、hspやエンパスという考えはこれから広がっていくんじゃないかと感じました。

『hspは才能なんだから、活かせばいい』とか『人を助けるのもいいが、まず自分自身が潰れないようにしなければならない』という温かいお言葉もいただきました。

とてもいい経験をさせていただきました。

最近、hspの方とお会いする機会がありませんでしたので、長沼先生、佐々木先生だけでなく、おひさまさんにも初めてお会いすることができ、うれしかったです。

お誘いのメールをいただいた時から、会合後の資料送付まで、おひさまさんにはとても気遣いをしていただきました。

やはりhspはとても人に気を遣うのだなと改めて思いました。

[2013/05/23 17:04] | エンパス道 | トラックバック(0) | コメント(0) |
年忘れHSP交流会 in 新浦安



今回は私を含め6人の方が集まりました。こんなにたくさんのHSPと一度に会うのは初めてです。

4人の方が非HSSで、私を含めた2人がHSSでした。

今回はHSSと非HSSの違いを実感しました。HSP同士、ベースに同じ資質があるからなのか、かえって違いがよく分かります。HSSの私から見ると非HSSの方には共通した間合や雰囲気、話し方があるように思います。

HSSと非HSSが一対一で話せば、お互い相手を反映して、それ程差異を感じないかもしれませんが、複数のHSSと非HSSが一緒だとお互いの性質の濃度が高くなるのか、違いがよく分かります。今回も自分の他にもうお一人HSSの方がいらっしゃったので、その差をとてもハッキリ感じました。

私は自分がHSSなので、HSSの方のフィーリングの方がなじめるのですが、非HSSの方々からはHSSはもしかするとHSPに見えないかもしれません。非HSS限定の交流会があるのも分かる気がします。

非HSSの方の話し方や印象が私の母にそっくりで驚きました。母もHSPだったのかもしれない(確かに思い当たる節があります)。私と母の差異はHSPと非HSPではなく、HSSと非HSSだったのかも…。私にとっては大きな発見でした。親子ともにHSPだとしても、それなりに葛藤はあるのかもしれません。

ただ基本的な悩みや問題はHSSも非HSSも同じだと思います。

今回もう一つ知ったのは、HSPの方々は敏感な感覚(視覚や聴覚)の他にエンパシーもあわせ持っているということです。
ちなみに私はエンパシー以外には鋭敏な感覚は持っていません。
[2012/12/04 12:01] | エンパス道 | トラックバック(0) | コメント(4) |
第二回ヱビスビール記念館 エンパス交流会


11月28日、香美ねこさん主催のお茶会に参加しました。

館内は動画撮影禁止ということだったので、映像はここまでです。

500円でヱビスツアーを申し込むと、案内の女性にヱビスビールの歴史などパネルや模型を見ながら説明してもらえ、最後にヱビスビールと琥珀ヱビスビールの2杯を飲ませてもらいます。ビールの注ぎ方のレクチャーもあります。グラスの管理やビールの注ぎ方が専門的で、泡がとてもクリーミーで、見た目もとてもキレイでした。

記念館の中には、軽食とビールが飲めるテイスティングサロンがあり、そこでビールとツマミを食べながら香美ねこさんといろいろなお話をしました。

ねこさんが描かれたこんなパステル画もいただきました(額縁は合成です)。
パステル1
パステル2

2回目ということもあり、前回よりも深い話ができたように思います。
お話する中、非常に人なつこい面を持ちながらも、人と距離を置かなければならない(境界が保てない)矛盾やつらさなどを感じました。それは私自身の問題でもあり、おそらく多くのエンパスの方がかかえる問題なのではないかと思います。

12月1日(土)は那智子さん主催の年忘れHSP交流会に行って来ます。
[2012/11/30 12:01] | エンパス道 | トラックバック(0) | コメント(2) |
HSP・エンパスの(なんちゃって)歴史考
海外のエンパスの本を読むと、訓練されたエンパスの彼女らは…

不可視のエネルギーをコントロールするイメージワーク、パワーストーンなど鉱物の収集、アロマやハーブの知識、自分や他人に対するヒーリング、風水や占い、(人によっては)死者との交信…このような事をしています。

…これってまるで昔の魔女(Witch)みたい…ではないでしょうか?

反キリスト教の象徴で、イボがある鉤鼻のお婆さん…ではなく、キリスト経以前から「魔術(呪術)、まじない、占い、ハーブ(薬草)などの生薬の技術など(ウィキペディアより)」を行っていて、社会的にもある種の賢者、民間療法的な医者として認知されていた人々です。お産婆さんもしていたようです。魔女と言ってもWitchには女性という意味はなく、男性もいます。

…もしかすると昔のエンパスはこんなだったんじゃないかと想像を膨らませてしまいました。

E.N.アーロンは「HSPは昔、僧侶として政治に関わっていたのではないか」と書いていたと思います。それもうなずけるのですが、政治に関われる僧侶となるとある程度社会的な身分が必要でしょうし、恐らく男性しかできなかったんじゃないかと思います。

大多数の庶民出身(で特に女性)のHSPやエンパスは人々から魔女と呼ばれるようなことをしていたのではないでしょうか?(勿論、勝手な想像です)

家族制度や社会機構に馴染めない人々がその才能を生かして、社会の片隅に居場所を作った…そんな感じがします。

さて日本には魔女はいませんが、そっくりな人々がいます。

巫女です。

占いやまじない、厄除け、神や死者との交信、芸能などを行っています。

魔女の暮らしがどんなものであったのかは詳しく知りません。ただ人里離れた森で集団(カブン?)生活(定住)していたのではないでしょうか?(詳しい方は教えて下さい)

しかし日本の巫女は、一部の神社に仕える少数の巫女の他は、定住せず漂泊する巫女が多いということです。一応、組織はあったようですが、魔女ほど結束の固いものでもなかった感じです。なにしろ歩き回っているのですから。「歩き巫女」という言葉もあります。

巫(ふ、かんなぎ)は「神和(かんな)ぎ」の意(ウィキペディア)。

普通に男性もいたようですが、魔女といい、巫女といい洋の東西を問わず“女”がつくのは面白いと思います。どこか人間の集合意識的なものの中で、魔女・巫女的なあり方は女性性を担っているのかもしれません。

昔日本では家族制度や社会機構に馴染めず、集落を離れ漂泊する人々がいたそうです。

そういった人々は各地を歩きながら占いやまじない、説法と言った宗教活動、演劇(仮面劇や人形劇)、歌謡、曲芸などの芸能活動をして生計を立てていました。

谷川健一『賎民の異神と芸能』によれば「歩く」という行為は、神にせっ付かれて、神を探し求めて歩くことである。「歩く」というのは、ぶらぶら歩くように見えても、その底には神の衝迫のままに「神に追われて」歩くのである。このような「遊行」は殯宮に奉仕する遊部という小集団が組織される遥か以前から、「歩き巫女」に必ずつきまとってきたのである。

…とあります。また、引用の孫引きですが、柳田国男『遊行女婦のこと』には「説明は多分精神病理の側からでも付くのであらうが、兎に角に以前尋常の家庭から離脱して、この種の漂泊生活に入って行った女性には、何か拒むことの出来ない背後の暗示が、働いて居た場合が多いやうである。能の物狂ひの色々の曲にも見える様に、是が他郷の未だ信ぜざる者の間に、新たに自分の立場を見出さうといふことになると、自然に物を語り又歌舞せざるを得なかったものと思はれる。所謂神気の副うた女人は、昔も今も常に饒舌で、又屡々身の耻は省みずに、自分しか知らなかったやうな神秘なる真実を説かうとして居る。」

とあり、芸事が好きだったとか、パフォーマンスが得意だったというようりも、背後に何か宗教的な動機が働いていたようです。

韓国の広大(巫女のような人)は綱渡りのような曲芸でも祈りを捧げ、
「いざ演戯をはじめると、その身は自然界の諸霊とほとんど等しい者となる(野村伸一『巫と芸能者のアジア』)」
とあり、曲芸も単なるパフォーマンスではなく、霊験の表現だったりします。

歌や踊りといった芸能活動も、鎮魂や厄払いといった可視と不可視のモノとの調和をとるための手段だったようで、現在の芸能活動とは意味合いが異なり、宗教的な要素があるようです。

そしてそれは患う人や社会に対してのある種精神的な救済活動だった面もあります。

現代でも沖縄では巫女の素質を持った女性がノイローゼのようになって歩きまわるというのを以前NHKのテレビで見たことがあります。この状態を神ダーリ(巫病)といい、そこから抜け出すには

「自分の霊的な先祖と考えられるツヅ神(ツヅは頭のてっぺんを意味する)を発見し、その指導を受けなければならない(谷川)」

とのことです。そしてユタ(神と人の仲介者)を目指したものの、ツヅ神を発見できずに死んでしまう方もいるそうです。

宗教的動機と言うと大げさですが、ここで私が感じる事は、HSPやエンパスが自我(社会性を司る心理的な器官)におさまりきれない“感性”を持て余し、普通の人々の世界観を受け入れられず、そして家族や社会にも従属できずに自分探しを始めてしまう…そんな感じと似ている気がするのです。

大多数のとは言いませんが、HSPやエンパスの方の中には何か止みがたい衝動に突き動かされて、社会のレールからはみ出し、精神的に彷徨ってしまう方もいるのではないでしょうか? 

私自身はそういう時期がありました。著名な合気道や大東流合気柔術の先生の道場に入ったり、有名な先生のところでヨガをしたり、触れずに相手を飛ばす西野流呼吸法の道場へ行ったりしました。読んだ本は…仏教、儒教、道教、仙道、ヨーガ、魔術、カバラ、ニューエイジ、心理学、超心理学…等など、もう覚えていない位です。一応、自分のなかでそういった巫病の時期は終わったように思いますが、そういった世界に対しては、今でも共感と反感の入り混じった複雑な感情を抱いています。

勿論、自分がそうだったからと言って、他のエンパスやHSPの方がそうだとは言いません。もしかすると中には似たような方もいるかもしれないという事です。

…ところで、また引用の孫引きですが折口信夫の『日本芸能史ノート』には

「日本の国家組織に先立って芸能者には団体があった。その歴史をしらべると、日本の奴隷階級の起源・変化・固定のさまがよく訣る。日本には良民と浮浪民とがある。そのうかれ人が芸人なのである。」

「日本の国家組織がまだ充分に整わない以前に、芸能者の団体がすでにあり、…(谷川)」

ここで言う芸能者とは社会に馴染めず、巫女のように芸能活動をして漂泊していた人達です。巫女のように各地をさまよい歩く人々は社会の起源から存在していたことになります。

何が言いたいかというと、もし魔女や巫女がHSPやエンパスの祖先ならば、私達HSP・エンパスの問題は各自一人一人の問題というだけではなく、未だ解決のつかない歴史的な問題なのかもしれないということです。

巫女たちは畏敬の念とともに賎民としてさげすまれてきました。本を読む限り、安定した幸せな生活を送ったようには思えません。

現代の巫女かもしれない私達は、社会のどこに居場所をみつけ、どのようにしたら無理をせず自然に生きていけるのでしょうか? 

(以上は歴史オンチの私の暴論ですので、広い心で読んでください)
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[2012/11/27 12:01] | エンパス道 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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渾敦(こんとん)

Author:渾敦(こんとん)
エンパス型のHSP
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でHSS
(highly sensation seeking)
な中年男です。

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